遺跡発掘の現場のリアル!雨の日の作業や出土品が見つかった時の裏話

こんにちは!UNEARTH plusのブログ担当「北斗・G・ベア」です。
「遺跡発掘の仕事」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?インディ・ジョーンズのような冒険?それとも、炎天下でひたすらハケで土を掃いている姿でしょうか?
実は、私たち遺跡発掘の現場(建設業としての埋蔵文化財調査)には、外からはなかなか見えない「リアルな日常」がたくさんあります。「雨の日はどうしてるの?」「土器が出た時ってどんなテンションになるの?」など、普段よく聞かれる素朴な疑問にお答えしようと思います。
この記事を読めば、街中で発掘調査の現場を見かけた時、「あ、あの作業やってる!」と少し見る目が変わるはずです。現場の裏側を覗いてみましょう!
地味で過酷?いやいや、歴史に触れるロマンとチームワークの結晶です!
遺跡発掘の仕事は、決して派手ではありません。むしろ、体力勝負で泥臭い作業が9割を占めます。でも、その地道な作業の先にこそ、何百年、何千年前の歴史と直接対話できる圧倒的なやりがいがあるんです。
1. 晴れの日と雨の日、発掘現場の過ごし方
発掘現場は完全な「屋外作業」です。晴れの日は、バックホウ(ショベルカー)などの重機を駆使して、遺跡がある層まで一気に土を掘り下げます。そこからは「ジョレン」という農具のような道具や、小さな「移植ごて(ガリ)」を使って、ミリ単位で土を削っていく繊細な作業の連続です。夏場の直射日光は本当に過酷なので、空調服とこまめな水分補給は欠かせません。
では、雨の日はどうしているのでしょうか?
実は、土がドロドロになってしまうと遺跡の跡(遺構)が見えなくなってしまうため、小雨ならテントを張って作業を続行しますが、本降りの時は現場作業はお休みになります。
その代わり、プレハブの現場事務所で「室内作業」を行います。これまでに見つかった土器を洗ったり(水洗作業)、測量した図面をパソコンで整理したり、出土品の写真を撮ったり。雨の日は、現場スタッフにとってちょっとした息抜きの時間でもあり、重要なデータ整理のチャンスでもあるんです。
2. 出土品が見つかった瞬間のリアルな反応
「あ!なんか出た!」
現場でこの声が響くと、周りのスタッフがワラワラと集まってきます。テレビの特番だと「世紀の大発見だ!」と大歓声が上がるイメージかもしれませんが、実際の私たちはもっと冷静……というか、プロの目になります。
「これは縄文土器の破片だね」「こっちの黒い土のシミは、昔の人が柱を立てた穴(柱穴)かもしれない」と、瞬時に分析が始まります。
見つけた瞬間のドキドキ感は何度経験しても色褪せませんが、それ以上に「これを傷つけずにどうやって綺麗に掘り出すか」「どう記録に残すか」という技術的なスイッチが入るのが、現場スタッフのリアルな職業病です(笑)。
3. プロの七つ道具をご紹介
ここで、私たちが現場で愛用している道具を少しだけ紹介します。
・移植ごて(ガリ): 園芸用のシャベルのようなものですが、発掘用に先を平らに研いでカスタマイズしています。スタッフごとに「マイ・ガリ」へのこだわりが凄まじいです。
・竹べら・ハケ: 壊れやすい土器の周りの土を優しく取り除くための必須アイテム。
・測量機器(トータルステーションやドローン): 昔は手作業で図面を描いていましたが、今はITの力もフル活用!ドローンで上空から遺跡の全体写真を撮ることも日常茶飯事です。
いかがでしたか?今回は、遺跡発掘現場のリアルな日常と裏話をお届けしました。
要点をまとめると、
1.現場は天候に左右されるが、雨の日は重要なデータ整理を行っている。
2.出土品が出た瞬間は、感動と同時にプロとしての分析スイッチが入る。
3.昔ながらの手作業と最新の測量技術を掛け合わせて仕事をしている。
ということです。
遺跡発掘は、過去の歴史を記録し、その土地に新しい建物を建てるための大切な「バトンタッチ」の仕事です。
もし、今後の開発プロジェクトで遺跡発掘調査が必要になった際は、現場の酸いも甘いも知り尽くしたUNEARTH plusにお任せください!確かな技術を持ったスタッフが、迅速かつ丁寧に調査を行い、皆様のプロジェクトを全力でサポートいたします。

コメント